困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

司法書士の先生と一緒に売却意思確認

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、売却意思確認について。

 不動産を売却する際には当然所有者本人の承諾が必要となります。

 この承諾というのは、物事を理解し判断したというもの。

ただ、最近では所有者の方が認知症で物事を理解出来ない案件も増えています。


もちろん物事を理解できない場合には、意思もないため、成年後見制度などを利用する必要があります。


 今日は、司法書士の先生と一緒に後日契約となるとある物件の売主様との面談でした。

その売主様は精神的な病を患っているため、物事を理解し、売却意思があるかの確認でした。

 以前も売却意思確認はしていましたが、それから少し時間が経過したため、念には念をいれての面談。

 結果、司法書士の先生からも問題ない旨のお墨付きをいただけました。

これでご契約いただけます。(^^)


 もし今回のように契約前に意思確認をしておらず、後から意思能力がないことが判明すると…契約を白紙解除されてしまう大きな損害が生じてしまう可能性があります。

そういったうえでもとっても大切なんです、売主様の売却意思確認は。(^^)