困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

新規売却相談の売主様からお聞きしたショッキングな出来事

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、新規売却相談の売主様からお聞きしたことについて。

先日当社ホームページより1件の売却をいただきました。

相談内容は、「今年1月から某不動産会社に所有している土地の売却を専任媒介契約で依頼しているが、一向に売れないので何とかして欲しい」というものでした。


 ちなみに専任媒介契約とは、売主様が不動産を売却する際に窓口不動産会社を1つとし、売却物件の情報を不動産会社専用サイト(レインズ)に掲載いなければなりません。

もし、専任媒介契約で売却物件の情報を不動産会社専用サイトに掲載しないと…宅地建物取引業法違反となる。


 今回の売却相談の話に戻ると、専任媒介契約で売却を任せられた某不動産会社、実は不動産会社専用サイトにも、ほかの不動産検索サイトにも掲載せず、放置…。

もし、ちゃんと売却活動をしていたら今頃売却が終わっていたかもしれない。

それに無駄に経過してしまった売主様の時間は、何をしても戻らない…。


 このようなあってはならないことが起きてしまうのは、単純に担当者とその不動産会社の代表者のモラルが低いから。

同じ不動産会社としてその不動産会社に思うことは、「お客様のためにもしっかりして」と声を大にして言いたい。

兼ねてから言っていますが、不動産の売却は、どこの不動産会社に、誰に任せるかがとても大切なんですね。(^^)