困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

これは注意!不動産の登記情報から読み取りたいこと

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、不動産の登記情報から読み取りたいことについて。


 不動産の登記情報は、最寄りの法務局というところに行けば取得できます。

ちなみに法務局では日本全国の登記情報の取得が可能。

その登記情報には広さなどが記載されている表題部と登記名義人が記載されている権利部がある。


 それはさておき、権利部を見てちょっと注意をしておきたいことがあるので、それをお知らせします。

それが今の登記名義人がどういった理由でその不動産を取得したかというもの。

 ズバリ注意するのは原因が「相続」となっているもの。

ではなぜ、相続となっていると注意が必要なのか?

それは、不動産の現地で亡くなっている可能性があるから。

すぐに発見されていればよいのですが、ごく稀に孤独死があり、発見が遅れていたなんてこともある。

特に登記原因が相続で、「推定○○年○○月○○日相続」は要注意。

「推定」がついていると亡くなった正確な日がわからないということになる。



 不動産は高額なお買い物となるため、事前に孤独死があったかどうかは把握しておきたいですよね。

もちろん、昔の人は自宅で亡くなっていた時期もあったため、それ自宅が悪いわけではありません。

売主様の中には孤独死を知っていても隠して売ろうとする方もいるため、そこは買主側が防衛線を張っておくしかないんでしょうね。