困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

耕作放棄地が増える根本的な理由

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、耕作放棄地が増える根本的な理由について。

 今朝は埼玉県上尾市の戸建、農地2ヶ所の調査のため、朝6時に横浜の自宅を出発。

法務局、郵便局に行き、10時から戸建の現地で所有者のご夫婦と打ち合わせ。


 広大で、毎年管理するために多額費用がかかる不動産、「子どもには残せない」と必死。



※私の背丈(190cm)の倍くらいの高さに伸びた雑草

 

 そこで私がお手伝いさせていただくことになったのですが、農地のうち1ヶ所は耕作放棄地、もう1ヶ所は駐車場となっていました。

ご所有者のご夫婦はご年配で農家でもない、そのため耕作できないから手放したいのに農業委員会は手放す許可を出す前に「駐車場をまず農地に戻しない」と…。


 農地は相続はできますが、農地法の許可が厳しすぎてなかなか売れない。

だから所有者たちは管理できずに、耕作放棄地だけがどんどん増えていく…。

つまり、耕作放棄地が増える根本的な理由は、農地法が厳し過ぎるということ。


 農業委員会事務局の後ろで待っていると、不動産会社の営業マンらしき人と農地の所有者らしき人が窓口担当者にとってかかっていた…。

そうなるよな~、農地の所有者は必死だからなぁ。


さ、明日も引き続きの調査です。

おやすみなさい!💤