0円が1,000万円以上に!?沖縄県の農地売却の話
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、沖縄の売れない農地の売却について。
昨年、お客様より相続した沖縄県読谷村の農地をタダでもいいから手放したい、というご相談をいただきました。
その理由は、その農地は市街化農地で固定資産税や相続税評価額が高いものの、入り口もなく、車の侵入も建物の建築もできない農地でした…。
このままでは、売れない農地を相続する度に相続税だけ支払い続けるという最悪の状態。
お客様は、地元不動産会社、大手不動産に複数相談されていましたが、建物の建築ができない上に農地法の規制がかかるため、金額ではなく「売れない」、「タダでも処分できない」と言われてしまったそうです。
そして、お客様がインターネットを通じて当社を発見され、お問い合わせいただいたのでした。
いろいろお話しをお聞きした結果、お仕事のご依頼を受けることにしました。
現地調査、測量、近隣交渉、農地転用許可などなど多岐にわたる業務を土地家屋調査士、行政書士の先生方、売主様と二人三脚で行ってきました。
その結果、本日、0円でも売れないと言われた沖縄県の建物も建てられない、車も入らない農地を1,000万円以上もの金額で見事売却することに成功!
もちろん、売主様も大喜び。
相続税評価額が減ったうえに0円も評価がつかなかった農地を1,000万円以上もの売却代金で売却出来たのですから。(^^)
でも、今日を迎えるまで本当に山あり谷ありで、ドキドキハラハラでした。苦笑
今日は、その農地のお引渡しでした。
朝4時半に横浜の自宅を出発し、那覇空港に着いたのは9時過ぎ。
レンタカーを借りて大急ぎでお引渡し場所の銀行へ。
到着後、すぐに引渡し手続き。
あっという間、20分ほどで手続き完了。
買主様の段取りが良かった、本当に。(^^)
そして、先程、今回のプロジェクトで共に動いていただいた土地家屋調査士の先生と行政書士の先生との食事会でした。
もちろん、乾杯はオリオンビールで。(笑)
目的は、今日までいろいろとありがとうございましたという感謝&お礼。
その中でたくさんの沖縄ルールを聞き、たくさんの情報交換をしました。
やはり、難しい案件はその専門分野の方々との協業が大切ですね。(^^)
T先生、S先生、本当にありがとうございました!!!
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