困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

狭小物件が売りづらい理由&久しぶりのローン解約…

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、久しぶりのローン解約について。

私が売主様側の不動産会社として、7月にご契約いただいたとあるマンション。


当初の予定通りであれば、8月末にはお引渡しが完了している予定でした。


…が、そうもいきませんでした。

その理由は、買主様はそのマンションの購入にあたり、住宅ローンを利用して購入する予定だったのですが、ご契約締結後に融資本審査をしていただいた結果、…まさかの否認…。


契約前にその金融機関から融資の事前承認をもらっていたのに…。

その後、金融機関をかえて再度審査をするも…否認…。


最終的に住宅ローンが組めないということを理由にローン特約による解除となってしまいました。

私は、もう19年不動産業界にいますが、ローン特約による解除は今回で2件目。

そのくらい少ない。

ただ、ここ最近は金融機関が一時期より融資条件が厳しくなったと他の不動産会社の方からも聞こえてくるようになりました。


きっとスルガショックが影で影響しているのでしょうね。涙


今日は、午前中から横浜市緑区 鴨居駅徒歩20分弱の住宅地内にある狭小物件の売主様との打ち合わせでした。

その物件は、土地が82m2、建物が52m2で築45年、第一低層住居専用地域で建ぺい率40%、容積率80%の物件でした。

建物を建替えても65m2、階段の面積を考慮すると2DK~2LDKくらいの間取りしか建てられない。

かなりのコンパクト住宅になるため、購入層が限定され、売りづらいのです。


狭小住宅として販売すると建物の築年数がネックとなり、金融機関の評価が低くなってしまいます。

ちょっと販売方法を考えねばっ。


午後は、埼玉県志木市でご新居を買いたいというお客様との打ち合わせでした。

夕方は、そのまま志木駅で福島県会津若松市の再建不可物件の売却の契約でした。


横浜に戻ってからは、事務作業と明日の取材の準備。

22時近くに仕事を終え、会社近くのお寿司屋さん 鮨富で妻と2人でお楽しみ夕食。


そして、美味しいお寿司を食べて、明日に向けてのパワー充電!


明日も1日頑張りま~す。(^^)