困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

所有者不明土地にも課税!?

 みなさん、こんにちは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、所有者不明土地の固定資産税について。

昨日たまたまYahooニュースを見ていたところ、興味深い記事がありました。

 それが、「所有者不明土地、使用者から課税可能に来年通常国会で法改正へ」です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-00000553-san-bus_all


 簡単に要約すると、日本では少子高齢化で人口が減り、不動産が余ってしまっています。

 田舎の価値が低い不動産などは、誰かが使用しているにもかかわらず、相続が起きても相続登記すらされず、所有者もわからない所有者不明について、行政側が固定資産税を課税できていない不動産も多いようです。


 そして、このような相続登記もされず、所有者がわからない所有者不明土地は今後も増えていきます。

 すると行政側としては、固定資産税により税収が減り、サービスを行うことが出来なくなってしまいます。

 それを避けるためにも所有者不明土地を実際に使っている方に固定資産税を課税しようと動き始めているわけです。


 記事のコメント欄に目を向けるといらない不動産は、国に返せる制度が欲しいといったものが目立ちます。

 土地は持っていると値上がりすると言われた土地神話はもう遥か昔。

果たして、これからの日本の不動産は、どうなってしまうのでしょうか?