困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

長年放置された老朽化空き家の衝撃

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、空き家問題について。

 先日お客様より「相続した不動産を長年放置してきてしまいました。さすがに何とかしないといけないと思い現地に行ったところ、思いのほか傷んでおり、手放せるか心配です。」というご相談をいただきました。

 難あり物件の売却に自信がある私は、お客様と一緒にその物件を見に茨城県まで行ってきました。

 現地に着くと木が生い茂り、老朽化した建物の軒先は落ち、そもそも建物自体も傾いている様子でした。

どうやら、何十年も空き家となっていたようです。

 そして、玄関を開け、室内に…。

…って、床全部が腐っていて、歩くに歩けない。

さらに…違う部屋を覗くと…。

空が見える!?

こ、これは一体?

ここまでの状態だとさすがに建物を解体せざるを得ない。

建物を解体すると固定資産税が上がってしまいますが、それでも今のままでは強風で煽られ、屋根が隣の家に飛んでいってしまう恐れがあります。


 解体費用以上で売却できれば良いのですが、そこまでの金額で売却できる市況でもないし、厳しい現実です。

 ただ、今回のお客様については、私が何とかしてみせます、難あり物件コンサルタントのプライドにかけて!(^^)


 その後、茨城県鉾田市で購入した空き家の下見。

到着してすぐに…換気のために窓全開。

さ、この空き家を活用するにはどうすべきか、ちょっと考えます。(^^)


下見の後は、茨城県鉾田市にある北浦のほとりでひと休みをし、海に呼ばれて大竹海岸へ。

波の音に癒される。(^^)


 茨城県鉾田市、鹿嶋市、神栖市を車で通過しましたが、空き地・空き家・空き店舗・売地の数の多さに驚きました。

しかも、空き家は廃墟ばかり。

地方に行くと街の疲弊度がよくわかります。

きっと1人が2つ不動産を持つようになれば、多少は変わるのかもしれませんね。