困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

大手不動産会社の担当者から聞いた驚愕のひと言

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、何気ない会話の中で大手不動産会社の担当者から聞いた驚愕のひと言について。


 きっかけは、3年前に土地をご購入いただいたお客様より条件があえば、隣の土地を買いたいというお話でした。

 隣の土地は、面積が65m2くらいで容積率が80%の地域だったため、建物を新築する場合は延床面積で52m2しか建築できない土地でした。

 そのため、もし、私のお客様がその土地をご購入できたとしても500〜700万円くらいの金額。

 そして、お客様のために何とかしてあげたいと思い、以前隣の土地が売りにだされていた時に販売していた大手不動産会社に連絡をしました。

 大手不動産会社に連絡した理由は、隣の土地の現在の所有者にどこの誰だかわからない私からお話しするより以前担当されていた大手不動産会社の担当者からお話ししていただいた方がよいと思ったからです。

 大手不動産会社の担当者の回答は、「最近、物件価格が数百万円の契約は、費用対効果が合わないから、上から対応するなと言われている。だから対応できない。」ということでした。∑(゚Д゚)

 私は、耳を疑いました。

 つまり、その大手不動産会社は、いいとこ取りしかしない、ということです…。


 同じ不動産業界の人間として正直ちょっと悲しい。


 私が今日ご対応させていただいたお客様は、他にも神奈川県にある分家住宅を手放したいという方と北海道の原野商法で買ってしまった土地を手放したいという方でした。

 双方とも大手不動産会社では対応出来なかった案件。

ここは、報酬ではなく、お客様の問題解決のために私が何とかせねばっ。汗