困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

残金・引渡しは土日でも可

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、残金・引渡しについて。

 不動産の売買契約は、契約時に手付金の授受をし、後に残金・引渡しをする方法と契約と残金・引渡しを同時に行う一括決済があります。


 ちなみに残金・引渡しというのは、売買代金より手付金を控除した金額を買主が売主に支払い、売主がそれを受領し、売主から買主に所有権と鍵などが引渡されるというもの。

 なお、買主は所有権を取得した際には一般的にその日に買主名義への所有権移転登記の申請を行います。

大概は、司法書士という専門家に依頼するケースが多く、ごく稀に買主自ら登記申請を行うこともあります。

 ご存知かもしれませんが、登記申請は法務局というお役所でします。


 そのため、法務局が休みの土日、祝日は登記申請が出来ません。

それが理由で土日、祝日には引渡しが出来ないと思われがち。

実際はそんなことはありません。

現に昨日ご契約いただいたお客様は、売主様、買主様の都合上、日曜日に契約され、月曜日の今日朝一番で登記申請をされました。

 もちろん、登記申請を引渡し日以降に行うと買主様にリスクが生じます。

そのあたりを予め買主様にご説明させていただいたうえでの一括決済でした。


そして今日、無事に所有権移転登記の申請完了!(^^)