困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

相続不適格物件=売りづらい物件

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、相続不適格物件について。

昨日に引き続き、今日も朝10時から夕方は5時半までみっちり机に向かい、不動産の相続について勉強。

内容の大部分は、相続時の不動産の評価方法。

不動産は、相続対策に活用されることも多いのですが、全ての不動産が相続対策に向いているわけではない。


相続対策に向いている不動産=実際に売れる金額より相続税評価額が低いもの

相続対策に向かないも不動産=実際に売れる金額より相続税評価額が高いもの


そして、相続対策に向かない不動産のことを「相続不適格物件」と言います。

この相続不適格物件は、極力、相続発生前に売却・処分することが相続対策の1つ。


もし、相続する不動産、または相続した不動産が複数ある場合は、まずどうしようもない、劣後物件より売却するようにしましょう。

理由は、いい物件ならいつでも買っていただける方がいるため。

でも、不動産会社やハウスメーカーの担当者はいい物件から先に売却しようとします。

また、相続不適格物件について学んだところ、ある共通点が。

それは、相続不適格物件は何かしらの難があり、売却しづらい物件ということ。

例えば、建て替えができなかったり、崖地だったり、無道路地だったり、送電線の下だったり、などなど。

そう考えると相続対策の一環として相続不適格物件の売却・処分をするためにはある程度、時間に余裕をもって手続きを進めていく必要がある。


何事も「計画的に」ということですね。(^^)