困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

売りづらい物件の契約に向けて

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、売りづらい物件の契約前打ち合わせについて。

 今日の午前中は、都内からお客様がご来店され、打ち合わせ。

打ち合わせ内容は、施設に入所されているお父様の不動産の売却。

不動産は、都内23区、静岡県、福島県の土地、戸建でした。

売却についてのポイントをお話しさせていただいたのですが…お父様はすでに認知症を患っているとのこと。

売却するには、成年後見人の申立てからとなりそう、どちらかというと気を逸した感じ…。


 午後からは、横浜市南区の売却予定の現地で売主様と購入希望者の方と一緒に打ち合わせ。

ちなみにこの物件、かなり売りづらい…。

その戸建は築70年くらいが経過し、ところどころメンテナンスはされているものの全体的に老朽化。

それに加え、建築基準法で定める道路に接していないため、建物の建替え、増改築が出来ないうえに土地の権利が借地権で残存期間4年弱…。

さらに、建物が隣とくっついているため、壊すに壊せない…。涙


 今日はというと、契約前に再度購入希望者の方に建物の痛みと境界・越境などをご確認いただき、残置物についての打ち合わせ。

打ち合わせも無事に終わり、購入希望者の方も安心された模様。(^^)


 あとは契約です。

 契約後に地主さんへの譲渡承諾料(名義書換え料)支払いの段取りもしなければ。

借地権物件は意外と手間がかかるんです。

さぁ、引き続き頑張ろう、お客様のために。(^^)