困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

不動産、間違えても消えないもの

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、間違えても消えないものについて。

 今週、市街化調整区域の山林の売却の契約があります。

そのことがあり、今朝司法書士の先生からご連絡いただきました。

その内容は…取得時に本人申請で所有権移転登記をしたのですが、なんとあがってきた登記の漢字が違う、と…。

当時の登記申請書の写しを確認すると…申請書の漢字は間違えていませんでした。


つまり…法務局のミスで名前の一文字が違う漢字で登記されてしまった…。

木曜日が契約のため、法務局に問い合わせをすると「急いで職権で登記を修正します」と。

そこで思ったことは、ひと言「すみません」だけでも欲しかった。涙


 というのも、不動産の登記は一文字間違えて登記をしてしまうとずっとそれが、登記簿に記載されたままとなってしまう。

一文字修正できたとしても、当初間違えた漢字の名前が記載され、次の段に正しい漢字が記載される。

つまり、不動産登記は間違えても消えないのです。


間違えてしまうのは悪くないので、その後のフォローが大切。

法務局の方だって人間ですからね。(^^)