築44年のエレベーターがない団地をすぐに売却したい
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今日は、エレベーターがない団地の売却について。
先日ご相談いただいたお客様、相続で千葉県にあるエレベーターがない団地を相続されました。
幸いなことに5階建の3階部分。
言ってみれば、ぎりぎり需要がある階数。
お客様は他社さんよりエレベーターがないこと、過去に室内のリフォームが全くされていないこと(リフォーム費用が多額にかかること)、駅から距離があることを理由に他社さんより売れないと言われてしまい、不安になっていました。
そんな中、共通の知人を通じて、私にご相談いただけました。
そして、いざ販売開始すると…。
やはり前述の理由により、なかなか売れない…。
しかも管理人さんや近隣住戸の方とお話をしても、団地にお住いの方が全体的に高齢化しており、空家が増える一方で、中には最近話題になっている孤独死も増え続けているとのこと。
最終的に独自のルートを駆使し、成約することができました。
ただ、売却まで6か月くらいかかってしまいました。
これが4階や5階だと思うと…売るのにもっと苦労してしまいます。
最近では、団地の4階、5階部分で室内が汚れているお部屋を相続されたお客様は、持っているたけで管理費・修繕積立金がかかりますし、売るに売れないため、タダでもいいから貰って欲しい、というお客様も増加中です。
一体どうなってしまうのでしょうか、日本の不動産、日本の団地は・・・。
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