困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

あ〜、売り時を逃してしまった〜

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、不動産の売り時について。

 先日、いつもお世話になっている司法書士法人の先生より横浜市某所にある隣に崖がある土地の査定のご依頼をいただきました。

 その土地は4年前にも査定をしており、当時ご所有者のご意向で売却はされませんでした。

そして、今回再査定というかたちとなったのですが、再度都市計画等を確認。

…が、ここにきて査定物件の土地が「土砂災害特別警戒区域」に指定されてしまっていた…。

土砂災害警戒区域ならまだしも、よりによって土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)とは…。

とても売りづらくなってしまった…。(T . T)



それに加え、前回査定時から路線価・最寄りの基準地価まで下落してしまった…。


 結局、前回の査定額と比べて今回の査定額は下落。

言い換えると前回査定時に売却されていれば、今売却するよりも高い金額で売却ができた。

つまり、残念ながら売り時を逃してしまったと言わざるを得ません。

とは、言っても不動産の相場は常に上がり下がりしているので、もしかしたら前回の査定額で売却できる日が来るかもしれませんね。


不動産の売り時って、プロでも読めないくらい読みづらいんです。(^_^;)