みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。

　今回は、不動産トラブルの解決後について。

　今日の午前中は、栃木県日光市の山林をご所有されている売主様2人組と買主様がご来店されご契約。

　年内に手続きができて、売主様も買主様も安心して年越しを迎えられる。(^^)

　午後は、横浜市保土ヶ谷区の超難あり物件の売主様がご来店され、打ち合わせ。

超難あり物件とは、建築基準法の道路に接道していない再建築不可であり、室内は住んでいた時に使っていた大量のものがそのまま残っている。

屋根は一部なくなっており、お仏壇などもそのままでした…。

外壁も一部剥がれており、台風がきたらひとたまりもなく、売主様も気が気でない状況でした。

　さらに極めつけは、土地がお父様名義でお父様は何年も前に他界され、建物は亡くなったお父様とご存命のお母様との共有名義状態で、お父様が亡くなった際に相続人全員相続放棄をされており、土地は所有者がおらず、建物はお母様が一部の持分を所有され、残りは所有者がいない状態…。

さらにさらに、すでに亡くなった方を権利者とする抵当権と保証協会の抵当権が設定されていて売却しても元本すら返済出来ない厳しい状況でした…、もういろんなことがこんがらがってわけわからない状況…。(T . T)

　お客様は複数の不動産会社にご相談されるもどこの不動産会社も取り合ってくれず、藁にもすがる思いで当社にご相談された、とのこと。

　当初お客様は、難あり物件があることを知ったショックでご飯も喉を通らず、夜も眠れなかったそうです。

　それがお客様と二人三脚で動いた結果、約1年半でようやく、その超難あり物件を売却することができました。

今日は、その売主様が埼玉県からわざわざ御礼にご来店くださいました。

嬉しいですね。(^^)

お客様は目にうっすら涙を浮かべながら、「リライトさんと知り合うことができて、本当に良かった。本当に、本当にありがとうございました」とのことでした。

ご縁に感謝！(^^)

　私がお客様にお伝えしたことは、「肩の荷がおりましたね。まずはゆっくり休んでください。次は誰かを救ってあげる番ですね」と。

　今回のことで改めて思ったことは、所有する不動産を手放すために自ら一生懸命動いている方は必ず結果はついてくる、ということ。

だから諦めちゃいけない！

動いていれば、きっと手を差し伸べてくれる方々が近くにいるはずです。

そして、きっと明るい明日が待っている。(^^)