困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

市街化調整区域 土地の歴史を知る

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、市街化調整区域の物件調査について。

まず、市街化調整区域とは市街化を抑制する地域で原則として建物の新築や開発行為はダメですよ、とされている区域です。

ただ、全ての土地に建物が建てられないわけではなく、市街化調整区域に指定される前から宅地だった土地は線引き前宅地と言い、基本的に建物の建築ができる。


 そんな中、今日は朝7時に横浜の事務所を出て向かった先は静岡県沼津市。

目的は沼津市の市街化調整区域にある空き家の調査&某テレビ番組の取材のため。


 調査対象が市街化調整区域だったため、建物に属人性がないか、誰でも建替えが可能かなどを念入りに調査。

そのためには土地の歴史を調べる。



 法務局で閉鎖謄本を取得し、過去に遡り宅地になった時期を調べる。

建物の築年数を謄本や評価証明書等で確認。

今回の建物は昭和11年頃建築と記載されていたため、線引き前宅地ということがわかりました。

ちなみに農地転用許可の時期を確認するという方法もあります。


 役所調査後は現地で某テレビ番組の取材を受けました。



外観からも趣きがあるでしょう。(^^)

約1時間で取材も終わり、近くの食事処で遅めのお楽しみランチ。



沼津の魚は旨かった。

煮付け最高、刺身最高!(^^)


 今日1日では業務が終わらなかっため、また近いうちに沼津に来なければっ。(^_^;)

そしてまた旨い食事が私を待っている。(笑)