困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

質問タイムに爆弾投下!?

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は勉強会の質問タイムについて。

 今日の午前中は会社で土曜日の埼玉県の市街化調整区域の農地の契約準備に、明日新規売却受付予定の静岡県西浦江梨の空き家の媒介受付けのための資料づくりでした。


 午後からは当社で購入したばかりの横浜市港北区某所の現地で残置物撤去の見積り。



生活できる荷物がそのまま残されており、お仏壇や遺影、写真もそのまま…。

おかげて残置物撤去費用は…○○万円、それでもやらねば…。(T . T)


 夜は横浜駅近くのホテルで勉強会兼情報交換会「不動産研究会」でした。

 今回の講師は価格のプロ「不動産鑑定士」の先生でした。

テーマは、公示価格の近況と生産緑地について。

約1時間少しの講義を聞き、時間が押している中での質問タイム。

 司会の方が「誰か質問はありますか?」と。

そこで私が生産緑地について質問、「なぜ生産緑地の評価額は高いのですか?鑑定評価で下げられませんか?」と。

※実際には接道していないにもかかわらず、固定資産税評価額4,000万円の生産緑地があるため


 鑑定士の先生の回答は、「評価額自体を変えるのは難しいですが、違う路線価を選択したり、修正率の見直しを提案することが可能かもしれない」とのこと。


 ただ、私が知りたいことはそこではなく、いつどのように決められたかもわからない評価額のおおもとの金額を変えられないのっておかしくないですか、ということ。

というのも、仮におおもとの金額が間違えていた場合は修正がきかないの!?とちょっと不思議な感じ。


 結局、この件で講師の方と同じく同席していた他の不動産鑑定士2人も巻き込み、質問、回答の繰り返し。

ハッとしてまわりを見渡すと、みんなは「それを不動産鑑定士の方に聞いちゃいけないよ」とちょっと引き気味の雰囲気、もしかして爆弾を投下してしまった、私?苦笑

私自身、ちょっと空気読めなかったかもと反省しつつ、勉強になりました。(^^)