困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

肩の荷がおりました。

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、今日の契約について。

 今日は午前中から当社で契約(仲介案件)でした。

契約物件は、長野県佐久市の郊外にある実家の空き家。



売主様も草刈りなど大変だったんだろうなぁと思える土地面積500m2以上。

ちなみに売主様は都内にお住まいの方と京都にお住まいの方。

 対応してくれる地元不動産会社もなく、当社がご対応したのですが、現地に行くと写真で見る以上に老朽化が進んだ空き家…。


役所調査の時には誰かが所有している未登記建物があり、てんやわんやの状態でした…。苦笑


 それでもその空き家を自ら修理していただける買主様をお探しすることが出来て、本日無事に売買契約・引渡しを終えることが出来ました。(^^)


そして、帰りがけに売主様が仰っられた言葉がとても印象的でした。

「肩の荷がおりました。」

「今度、お墓参りで物件近くに行く頃には新しい方に使っていただけているのですね。」


 当社としては、今回も報酬のないボランティア案件となりましたが、「お客様の肩が軽くなったから良しとしよう」と1人で納得。

まぁ、そんな不動産会社があってもいいと思う。(笑)