事故物件の共通点と田舎の物件にありがちなこと
みなさん、おはようございます。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、事故物件について。
この仕事をしているとたまに事故物件というものに遭遇します。
事故物件は、その物件において過去に事件や事故があった物件のことで、いわくつき物件とも言います。
そして、昨日は静岡県焼津市にある事故物件の現地調査でした。
実際、私自身も事故物件の下見にはちょっと抵抗があります。
過去に何度も事故物件の内見をしたことがありますが、いずれの物件にも共通していることがあります。
それは、室内が暗いことと言葉では説明しづらいのですが、少し重い空気が流れていることです。
なお、昨日見学した物件は、事故があった居室は鍵がかかっており、見ることは出来ませんでした。
こういったいわくつきの物件は、普通の何もない物件より1割以上安くなっています。
ただ、需要が多いところであれば売れますが、地方物件だと…売却というより手放すのが困難。
そして、地方物件でありがちなこと、それは土地の境界標、つまりは隣の土地との境の目印がないことが多い。
今回の物件についても四隅の4ヶ所全ての境界標がありませんでした…。
こういった物件、そもそも有償で売却できるのか、または贈与であげるしかないのか…。
ただ、贈与や定額譲渡の場合は、税務署当局より当事者に贈与税が課税される場合があるから要注意。
仮に買主または受贈者に贈与税が課税され、その贈与税を買主または受贈者が支払わないと…、売主または贈与者に課税義務が発生する。
これが、贈与税の連帯責任!!(◎_◎;)
怖いですね、贈与税の連帯責任は。
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