困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

最近、相続された不動産を売却するときに思うこと

みなさん、おはようございます。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、最近、相続物件の売却依頼をいただいたときに

思うことについて。


現代社会が少子高齢化しているのは誰でも知っていることだと思います。

それが理由かはわかりませんが、以前と比較して売主様、買主様のご年齢も高くなってきている感じがします。

これについては、特にいいとか、悪いというのは一切ありません。


そして、相続で取得した不動産を売却してほしい、というお客様が増えております。

以前は被相続人の方が物件でひとり暮らしをされていたのですが、現地で倒れ、亡くなってしまった、俗にいう「孤独死」があった物件が非常に多い。

昔は人は自宅で亡くなるというのが普通のことでしたが、最近では人は病院で亡くなるものと考えられがち。

もし、物件でお亡くなりになってしまっていた場合、買主様より心理的瑕疵と言われないためにも契約前に買主様に告知をしておく必要があります。

もちろん、告示事項に該当するかはケースバイケースです。

ただ、言えることは不動産の売却時には、告知事項があるときとないときでは、告知事項がないときの方が高い金額で売却できることが多い。


そもそも高齢者のひとり暮らしは、万が一、病気で倒れてしまっても誰も気付いてあげられる人がいません。

本当は助かるべき命かもしれません。


そう考えると親戚で高齢者のひとり暮らしをされている方がいるときには頻繁に連絡をとって常に気をかけてあげるようにしましょう。

孤独死を減らすために行動する。

これが、高齢者のためにも、不動産の価値を下げないためにも重要なこととなります。