みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。

今回は、農地を売るための方法について。

昨年、お客様より「埼玉県にある相続で取得した農地を手放したい。市街化調整区域の農地ということもあり、売れなかった。子どもに残せないので何とか手放したい。」旨のご相談をいただきました。

その土地は登記簿上の地目は畑、課税地目は山林でした。

整地しようにもかなりの費用がかかりそう。

過去に2度ほどこの土地の木が倒れ、隣の家の車を損傷してしまい、売主様の方で修理をされていたそうです。

市役所でさらに調査を進めると…市街化調整区域の農地の上に農振農用地…。

こ、これは手強い…。

だって農家か農業法人しか買えませんから。

こりゃ、地元不動産会社の方でも売れないわけですね。苦笑

そこで私が考えたことは、課税地目が山林のだったため、農地法の許可が必要な農地として売却するのではなく、許可がいらない山林として売却できないか、と。

そして、敏腕の土地家屋調査士の先生とコラボし、何とか「農地」を「山林」に変更することに成功！(^^)

その方法は、長くなるのでここでは省略しますね。

それにしても時間がかかり、結構大変でした～。汗

こんなことをしている不動産会社、あんまりいませんよね。

きっと私ぐらい。(^^)

おかげでお客様の問題解決が出来そうです！

ちなみに今日は、朝6時に横浜の自宅を出発し、向かった先は埼玉県比企郡鳩山町。

目的は、市街化調整区域で建物も建てられず、崖地で、車も入らない難あり物件の調査。

何で私のもとには、こういった難あり物件ばかりが集まってしまうのか…。

鳩山町にあるふくいち 本店で美味しい蕎麦を食べて、パワー充電。

蕎麦うましっ！

明日も頑張ろう！(^^)