困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

見た目じゃわからない再建築不可物件

 みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、建替えができない、つまりは再建築不可物件について。
 たまに「建替えができない」物件と聞くことがあるかもしれませんが、それは現状では建物があるものの、条例の変更や接道問題など様々な理由により建替えができなくなってしまった物件のことを言います。


 この建替えができない物件は、見た目ではわかりません。
例えばこちら。

 こんなに立派な建物が建っているのに…接道問題があり、再建築不可。


 こちらの物件は、農家の分家住宅でした。

農家の分家住宅は、基本的に第三者による建替えができません。
※特別な許可を取得した場合を除く


 こちらは、接道幅が狭く、再建築不可。

ちなみにこちらは当社が所有しており、内装をリフォームし、賃貸中です。
 
 見た目ではわかりませんね、再建築不可だとは。


 再建築不可物件は流通しづらいため、比較的リーズナブルな金額で購入することができます。
 そのため、リフォームして賃貸にだすと…収益率(利回り率)が10%超の物件がざらにあります。


 しかも、もし、リーズナブルな価格で購入した再建築不可物件を建替えできるようにできたときは・・・キャピタルゲインとインカムゲインの双方をゲットできます。


 意外とねらい目かもしれませんよ、再建築不可物件は。(^^)