困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

「251」と会議のための会議!?

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、「251」について。

この数は、私が毎週月曜日にある物件の売主様にお問い合わせ状況をお知らせしてきた回数。

それが、今日で「251」回目でした。

つまり、5年ちょっとの期間を販売し続けているのに売れない…。

物件は、千葉県茂原市にある東南角地50坪の明るい土地、販売価格は150万円。


今まで販売価格をほとんど変更してきていないということで売主様の希望金額と市場相場に乖離ができてしまっているのは否めない。

ただ、これだけの期間売れない物件、さいごいくらで成約となるのか、とっても気になります。

だから、私は最後まで売主様にお付き合いしたいと思います。


ちなみに今日の午前中は、兵庫県にお住まいのお客様が秋田県のご実家の処分のために当社にご来店されました。

とは言っても、その不動産は、お客様のお父様がご所有されていたのですが、お亡くなりになってしまい、お客様とご兄弟、ご親戚の方がみなさん相続放棄をされたそうです。

ただ、今になって、相続放棄後も何もしなければ維持管理責任が残ってしまうということがわかり、「とにかく処分したい」と。

相続放棄をされた不動産を処分する方法は、裁判所に相続財産管理人の申立てをし、その相続財産管理人の方経由で裁判所の許可を得て売却するというかたちになります。


そのため、私からはまずは相続財産管理人の申立てにどのくらいの費用がかかるのかを確認してみてください、と。


実は最近増えています、相続放棄後の維持管理責任で悩んでいるお客様が。涙


相続放棄をされる場合には、その後の不動産の管理のこともしっかり考えるようにしましょう。


午後からは、私が所属する宅建協会横浜東部支部の会議でした。

会議の目的は、5月の総会に備えた会議。

やることは、今日の会議も5月の総会も内容がほぼ同じ。

つまり、会議のための会議…。

休まずに仕事をしているのにまさか、まさかの会議にびっくり。

昨年も無意味な会議は辞めて、効率的にしましょうと意見しましたが、変わらず…。


不動産業界は、やっぱり古い業界なんですね。

でも、早く変えていかなければ、役員のなり手がいなくなってしまいます。

だから、ちょっとずつでも変えられるように頑張りたいと思います。(^^)