みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。

　今回は、相続対策について。
　昨年、お客様より相続対策のご相談をいただきました。
お客様にはご高齢のご両親様がおります。
　ご両親様は、福島県のとあるところの農家の方で農地や宅地など不動産をたくさんご所有されていました。
お客様のご相談内容は、農地などの煩わしい不動産をご両親様のご存命中にできる限り売却をし、身軽になっておきたい、とのこと。
　不動産を手放すことができ、身軽になれれば当然、相続税も減る。
もちろん、収益率が高い不動産や将来、いつでも売却できる不動産については、今回は売却せずにキープ。

　ご所有不動産の中には接道していない市街化農地もあり、売るに売れないのに相続税評価額が2,500万円くらいしてしまうところや市街化調整区域の農用地、道路がない山林や10名以上で共有している山林までありました…。
　まずは8物件の処分のご依頼をいただいたのですが、宅地ではないため、売却活動やら調査やらがいつもと勝手が違う。
ただ、それでも当社のほうでそのうちの5～6件は購入希望者をお探しすることができました。
しかも未公開の状態で。

　が…、農地や山林は調査のポイントが宅地と違うのでやっぱり煩わしい…。
　お客様の相続対策のためにお手伝いしていますが、不動産会社も楽ではありません。
本当に。苦笑
　これが、都内の不動産であれば、農地や山林もなく、かつ売買代金も高額となるので不動産会社の収入面では安定するのですが、なかなかそういったお話はありませんね。

　お客様のために地道に頑張ります！

　今回ご対応させていただいている福島県の不動産については、きっちりを不動産の断捨離をしていただき、相続対策を成功に導きます。!(^^)!