困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

無事に引渡しを迎えられる重要性と空家を増やさないための施策

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、無事に引渡しできることの重要性について。

今年の7月に司法書士の先生より神奈川県座間市にある土地を相続され、その土地をご売却希望のお客様をご紹介いただきました。


物件調査をし、一般市場に情報を出す前に不動産会社へのプライベート入札を実施しました。

すると…驚くことに一般市場で売却するよりもはるかに高い金額提示がいただけたため、売主様とも協議し、その不動産会社とご契約を締結。

引渡し条件は、隣地所有者の立会い証明書が添付された確定測量図の交付。


そして、ご契約締結後に土地家屋調査士の先生に依頼し、測量開始。

トントン拍子で進んでいた測量が途中から雲行きが怪しくなりました。

その理由は、細かくは言えませんが、境界立会いに際して、隣地の方からの要求でした。


お引渡しを20日に予定して、隣地の方との最終打ち合わせが9日でした。

9日は、買主様、土地家屋調査士の先生、私とみんな内心ハラハラの状態で隣地の方と打ち合わせ。

終わってみると隣地の方からは「うちが不動産で困ったら頼むよ」と言われ、無事に立会い証明書に押印いただくことができました。


そして、最終的に本日、無事にお引渡しを終えることが出来たのですが、一歩間違えたらお引渡し条件を満たせなかったかもと思うと今でもちょっとドキドキします。苦笑


お引渡しの後は、そのまま神田に。

空家を増やさないための施策の一環で国土交通省の支援事業で行うモニタリングについての打ち合わせ。

かたちがないものをサービスに変えていく、難しいのですが、とてもワクワクします。


都市計画家、弁護士、建築家、司法書士、税理士、宅建士によるチームまちづくりのコラボレーション。


9月もバタバタですが、10月もすでに半分以上予定で埋め尽くされている。

このまま年末までトップスピードで頑張ります!


そして…今日は、私の新作の著書「本当はいらない不動産をうま~く処理する!とっておき11の方法」が届きました~。


早速、テレビ局の方からも「本、買いましたよ~」という嬉しいご連絡をいただきました。

明日は、いよいよ不動産&建築シンポジウム。

今からちょっとドキドキします。(^^)