困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

まちづくりは「ココロ」から

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、まちづくりについて。

 今日も石川県七尾市からの出発、出張最終日。

朝7時30分より売却依頼をいただいた土地の現地調査。

その土地は、こちら。


農地や山林に道路部分が複数。


 田舎でジャケットを着て仕事をしている私を見て、地元の方々はいろいろと話しかけてきます。

「あんた、そこで何やってるの?」とかね。

私は、「この農地の所有者の方が管理出来ないからお引受けいただける方を探してます。農地をお引受けいただけませんか?」と答えます。

すると「この農地は小さくて、道路から低くなっているから引き受けない。所有者は、ずっと持ち続けるしかないな」と…。

 確かにそうかもしれませんね。

ただ、よそ者の私はちょっと違和感を覚えました。

それは耕作放棄地や空き地、空き家が増えると街が疲弊していくスピードが加速します。

それなのに他人事…?


 というのも、静岡県のとある場所の農地は買い手のいない農地でしたが、売主様が地元の方に相談したところ、「この街のことを考えたら自分たちで何とかしなければならない。だから私の方で引き受けますよ。街のためにもそれが一番良い。」と地元の方がお引受けいただけることになりました。

 何が言いたいかというと前者と後者、みなさんはどちらの街がこれから元気になっていくと思いますか?

答えは簡単ですね、街の問題を他人事と考えず、地域の問題と捉えている後者の方が街は元気になっていきます。


 今日の現地調査で思ったこと、それは空き家が本当に多いことでした。

こんな看板まで。


「瓦の落下に注意」


ひと通り仕事を終えた私は、七尾市街地にある道の駅でお楽しみランチ。



今日もとことん魚、漁師屋定食。

出張最終日に旨い魚料理を噛み締める。


 最後に向かった先は、車で30分くらい走ったところにある千里浜なぎさドライブウェイ。

日本で唯一?浜辺をドライブできるスポット。


ところが…なんと通行止め。

満潮か!?

いやいや、工事中でした…。涙

またチャレンジしたいと思います。


そこからは、横浜の自宅に一直線。

それでも500kmの道のりは遠かったぁ~。苦笑