困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

国がつくった事故物件の指針案

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、事故物件について。


 事故物件とは、その不動産において過去に自殺や殺人、火災、孤独死があった物件のこと。

当然そういった内容は、購入検討者に伝えるべきこと(告知事項)となりますが、問題はどういった内容を何年間伝えるかというもの。

不動産業界においてもこの事故物件の告知について度々問題になってきました。


 そして、このほど、国がこの事故物件について指針案をつくりました。

その内容は、病気、転倒、老衰で亡くなった場合は告知対象外。

賃貸においては、事件発生後3年経過で告知対象外とされる。

…って、私がこの内容から思ったことは、病死(孤独死)で発見が何ヶ月経過しても告知対象外だとしたら、怖い…。

それに殺人事件があった部屋でも3年経過したら告知対象外になるなんて、怖すぎる…。


 ちょっと指針案に問題があるのでは、って思ってしまう内容ですね。

もちろん、指針をつくること自体は評価に値します。

これから指針が改善されていくことに期待したいとと思います。