困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

長年売れていない売却物件の問い合わせが倍増した理由

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、長年売れていない売却物件の問い合わせが倍増した理由について。

 今日は月曜日、朝から毎週のルーティンである全売却物件の先週のアクセス数の集計&売主様への定期連絡。


 当社が扱う売却物件には、建替えが出来ないリノベーション済みの借地権付建物や事故物件、都内の一等地のマンションや田舎の戸建や別荘地の1円の土地など様々。


アクセス数を集計していた中で今週印象的だったことはもう2年くらい売れていないマンションの問い合わせが倍増したことです。

 その理由は実は簡単で販売価格を2,580万円から2,480万円に変更したこと。

これが、非常に大きい。

なぜかというと不動産検索サイトでは物件を探すときには500万円単位が多く、2,580万円の時は2,500~3,000万円の層に入ってしまい、2,480万円にすると2,000~2,500万円の層に入ることができる。

 このように販売価格を異なる層にしてあげることで問い合わせを倍増することができるのです。


 売主様としては販売価格を下げることになってしまいますが、売れずにずっと同じ価格のままだと不動産を探している方からずっと売りにでている物件というレッテルを貼られ、それはそれで売りづらくなってしまいます。

売却に出すからには少しずつ販売価格を下げてでも成約に近づいていきたいですよね。

ただ、価格の下げ過ぎにはご注意ください。