困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

【成約御礼】静岡県の別荘地内にある車も入らない土地

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。

 

 今回は、新規【成約御礼】のお知らせ。

※静岡県伊豆の国市奈古谷の別荘地内の土地



 本日売却が実現した土地は、2020年8月にお客様(売主様)より「昔購入した別荘地内の車も入らないような土地を手放したい。子どもには残したくない」とご相談をいただいた土地でした。

 当初、お客様には「当社が売却活動をお手伝いさせていただくためには、ますお客様が現地をご確認する必要があります」とお伝えしました。


 するとお客様はご自宅のある埼玉県から静岡県伊豆の国市の現地に行かれたのです。

そして、私もお客様の行動に魅せられ最後までお付き合いすることを決意。


 その後は私の方で現地調査をしたり、役所調査をして売却活動の準備完了。

 使っていなくても別荘地の共益費がかかり、車も入らず、全体が急傾斜の山林、1円で1年以上売却活動をするも売れず…。

 最終的に本日、知り合いの不動産会社の方の知り合いにお買い求めいただくことに成功。


 その間、所有者だったお父様が他界されてしまいました…。

 

 残念ながらお父様のご存命中に希望を叶えることは出来ませんでした。

 それでもきっと天国のお父様は今回の土地をお子様が手放すことが出来たことを喜ばれているに違いありません。


 今日のご契約の最後帰りがけに買主様より売主様に「お譲りいただけた不動産、大切にしていきます」とお話しされていたことが印象的でした。


 今回の土地は難易度が高い土地だったため、無事に売却することができ、今日はぐっすり眠れそうです。(^^)