困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

住みながら資金調達できるリバースモーゲージの3つのリスク

 みなさん、こんにちは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、住みながら資金調達できるリバースモーゲージについて。

 今朝は朝6時30分に自宅を出発し、朝7時過ぎから解体現場の現地確認、現地は桜の木1本を残し(契約上の取り決めにより)きれいに更地の状態となっていました。(^^)


 午前中は、当社で千葉県八街市の土地のご契約があったため、私が予定していたお客様との打ち合わせは横浜駅東口の貸会議にて行いました。

細かいことは言えませんが、田舎の人口減少はかなり進んでいるようでした…。


 午後からは、東京で勉強会に参加。

…って、その前に事前にリサーチしていたハンバーグ屋でランチをとろうと思っていたのに閉まってました…。(T . T)

そのため、昨日の夕食に続き今日のランチも300gステーキをがっつり食べました。(^^)



 午後からの勉強会のテーマは、リバースモーゲージについて。

リバースモーゲージとは住んでいる自宅を担保に資金の借入れを行うことで返済期間は生きている間、亡くなったら自宅を売却し、そこから借入金を返済するというもの。

 ただ、このリバースモーゲージには3つの問題点がある。

それがこちら。

・長期化リスク

・変動金利による金利リスク

・借入後に不動産価格が下がった時には一定期間内に一部返済しなければならない不動産価格下落リスク


 それとそもそもリバースモーゲージは融資金を試算するための担保評価がかなり低い…。

どのくらい低いかというと実際に売れる金額の7割と言われる路線価の5割でかつ、建物は評価されないというくらい低い。

そこそこの住宅地でなければ評価が低過ぎてリバースモーゲージの利用が出来ないこともかなりあるみたい。

そのため、実際には一部の金融機関を除きほとんど使われていないようです。

住みながら資金調達する方法は、リバースモーゲージ以外にリースバックという方法もありますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので慎重に検討する必要がありますね。