困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

農地所有者の悩みと富山県で食べたキットキトの魚

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、キットキトについて。

※富山県方言のキットキト=とても新鮮な

 今日は先日契約した1円物件のトラブルがあり、朝から飛行機に乗り石川県七尾市へ。

明日、現地で売主様、買主様との打ち合わせですが、私はひと足先に現地確認。

能登空港、初めて降りましたがそこにあったのは自然でした…。


 七尾市の現地を見て、それから市役所や法務局へ。

ボランティア案件と言えども、当社の損失は20万円超。

まぁ、そんな時もあるのかな…。(T . T)


 それからは車で富山市へ直行。

5年前に農振農用地を相続されたお客様より「タダでもいから農地を手放したい」とのこと。

ただ、農地は全部で6ヶ所で今は耕作放棄地。



それでも毎年土地改良区の賦課金が9万円弱かかる…。

売主様はすでに地元不動産会社や農業委員会にもご相談されており、相談先からは「売れない」と言われている。


 売却希望の農地の隣接地は、他の方が耕作されている農地のため、除草剤の散布は難しく、かつ、雑草が伸びると近隣よりクレームがはいるため、何時間もかけて除草作業…。

それに加え、お隣さんに「うちの農地をさしあげます」と言っても、逆にお隣さんより「いや、うちの農地をあげますよ」と言われてしまう始末…。(T . T)

売主様からは「この管理が大変な農地、最悪は子どもたちが相続放棄するしかないのですかね」という話まで。

それだけ、農地所有者はお悩みなんですね。


 そろそろ農地法も抜本的に変えないとダメなんでしょうね。

だって、農地法が耕作放棄地を大量につくっているんですからね。

海外にお金をばら撒いている場合じゃないでしょ、国は…。


 そして、富山駅前のホテルにチェックインして、一人夕食に向かう。

今日の夕食は、富山駅近くにある地元の名店居酒屋「とんぺい」。

店内は満席状態でしたが、偶然にも待たずに座れました。(^^)


 地酒を飲みながら、お料理を食べてみると…。∑(゚Д゚)

うわっ、旨い!!!

 刺身盛り合わせ、アジフライ、サバの味噌煮は今まで食べたものの中でも最上位かもしれない、それくらい旨かった。(^^)



富山県的にいうと「キットキトの料理」でした。

ご馳走様でした!(^^)


 明日は、朝から富山市で調査をし、七尾市に移動、そこから打ち合わせです。