困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

リゾート物件の困ったあるあると農地売却のアドバイス

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、リゾート物件の困ったあるあるについて。

 先日ご売却のご相談をいただいた土地は千葉県某所にあるリゾート向けに開発された土地でした。

 お客様は昭和50年代に値上がりを見越して投資をされましたが、バブル時代に売らず、値下がりし、今となってはお荷物不動産に…。

 お子様に残したくないと思ってもほとんど価値のない土地の売却を手伝ってくれる不動産会社はほとんどいません。

そのため、当社にてお手伝いすることに。


 まずは売却物件の登記簿を確認。

そして、目の前の道路の所有者も確認、すると…目の前の道路は私道でその所有者は、開発分譲地のもともと開発主である法人でした。

そのため、その会社の登記を調べたところ、すでに閉鎖されてしまっていた。

さらにその閉鎖された会社の代表者の名前をググってみると裁判がなんとかってでてきました…。

 リゾート物件の場合、今回の案件のように私道が開発業者となっており、その開発業者がなくなってしまっているということは度々あります。

まさにリゾート物件の困ったあるあるですね。(^_^;)


 ちなみに今朝は埼玉県草加市からのスタート。

草加市の隣、八潮市の空工場の物件調査のために。

ホテルを出発し、調査物件近くのマクドナルドで朝マック、エナジーチャージ。(^^)v


 9時から現地入りして工場の間取り・境界・越境等を確認したり、写真を撮影したりとなんだかんだでみっちり3時間かかってしまいました。


 それから会社に戻り、連絡義務に書類作成等やることは、てんこ盛り。苦笑

そんな中、青森県六ヶ所村の売却案件の登記を確認。

すると…無事に農地(畑)から宅地への地目変更登記が完了していました、農地法の許可も得ずに。



 実際、地目変更登記はお客様ご自身で申請され、私はアドバイスをしたのみ。

誰だって、何だって、今回のお客様のように「やればできる!」。(^^)