見落としがちな意外と多い越境物
みなさん、こんにちは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、越境物について。
建物の建築の時や土地の売買の時には、一般的に土地の測量を行います。
この測量は、土地家屋調査士や測量士という資格の方が行います。
そして、この測量の際に発覚するのが「越境物」です。
ただし、測量士の先生によっては越境を確認していないところもいるため、測量の時にはしっかり「越境物も確認してください」と依頼するようにしましょう。
なお、越境物で多いのが樹木や上空の電線。
そして意外にも見落としがちな越境物はこちら。
雨水が屋根を流れ、落ちるところ。
この雨樋の越境、本当に多いんです…。
では、越境をされている場合と越境している場合、
何が問題かというと…この越境を解消またはその処理について
当人同士の合意書がないと都市銀行や地方銀行での住宅ローンが
使えないこと。
つまりは、とっても売りづらくなってしまうことが問題。
そのため、越境物があるとわかったときには、お互いのためにも
お隣さんと円満解決を図りましょう。
しっかりお隣さんとの話し合いの結果、越境物の解消や
合意書の締結ができればお互いにWIN WINとなります。
…が、揉めてしまうとその時点で難あり物件となってしまいます…。
ご近所関係は良好に!
これ、基本ですね。(^^)
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