困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

さいたま市の車が入らない農地(耕作放棄地)売却までにかかった時間

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、さいたま市の車が入らない農地(耕作放棄地)売却までにかかった時間について。


 ちょうど2年前にお客様から「相続したさいたま市の農地を手放したく、お手伝いいただきたい」とご相談をいただき、そこからスタートしました。



 その農地を調べてみると基本的に建物の建築が出来ないという市街化調整区域内の農振農用地ということがわかりました。

 それに加え、現地に行くと正確にどこからどこまでが物件なのかもわからない状態でした。

さらに現地は長年放置されてきた関係で荒れており、錆びた廃車が不法投棄されている状況でした…。

致命的だったことは、車やトラクター等の重機の乗入れできないことでした…。


 それらの事情を反映し、売却金額は1円でスタート。

ただ、お問い合わせは少なく、かつ、農地を購入することが出来る農家または農業法人を探すことはかなり大変でした。

それでも当社の営業の中川が頑張ってくれたおかげで何とか買主様をお探しすることに成功。

ここまで、売却活動開始から契約締結まで約1年…。


 売却の契約締結から農地法第3条の許可申請を提出。

買主様と農業委員会でやりとりをされたのですが、買主様曰く、農業委員会の指摘事項が細かく、耕作放棄地を予め耕したりしなければならなかったそうです。


 最終的には契約締結から農地法の許可の取得・引渡しまでは約7ヶ月でした…。

売却開始からお引渡しまでは足かけ1年7ヶ月、やはり耕作放棄地(農地)の売却は一筋縄ではいきませんね。苦笑


 ちなみに今日はというと朝から横浜市の自宅を出発し、静岡県伊東市へ。

そこでは、リフォームの打ち合わせ。

そして、それが終わると熱海、湯河原町あたりの日帰り温泉でも寄っていこうか、と。

ところが、明日の契約の書類確認のため、温泉にも浸かれず、ランチに魚料理だけ食べて帰って来た感じとなりました。

 

 今日のお店は自家製塩辛の販売もされている浜屋さん。

私がオーダーしたのは、アジ丼 大盛り。



新鮮なアジの良さを活かした丼に、あおさの味噌汁、フルーツは湘南ゴールド。

どちらもとっても美味しくいただけました~。(^^)