みなさん、おはようございます。

難あり物件コンサルタントの田中です。

　今回は、不動産の固定資産税評価額について。

　先日買取りのご相談をいただき、現地確認をしてきた湘南エリアの難あり物件。

　何が難ありかというと…まず車が入らない。

車が通れる道路から200～300mくらい奥に入っている…。（残置物撤去＆建物の解体で600～700万円かかる）

　建物は老朽化し、裏に20m以上の崖を背負っており、土地全部が土砂災害特別警戒区域（レッドゾーン）＆急傾斜地崩壊危険区域…。

さらに国土調査の際に境界が決まらず、筆界未定地となっている…。

普通に考えれば、売れない物件…。

ところが、固定資産税評価額はなんと3,500万円！？

絶対評価額では売れないでしょ！

これって相続不適格物件と言って間違いない。

固定資産税評価額高すぎる～。

購入の際には不動産取得税と登録免許税が各50万円ずつかかってしまう、恐るべし税金。(T . T)