困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

2つで2円の負動産、気になるその特徴とは…

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、今日ご契約いただいた2つで2円の負動産の特徴について。

2つの不動産とも、場所は静岡県掛川市にありました。

ご覧の通り、契約金額は2円。

金額が2円ということからも何となく想像できると思いますが、2つとも難あり物件でした。

何が難あり物件かというと、まず道路に接していないため、建物の新築ができませんり

かつ、土地全体が傾斜地に。

さらに現況雑木林となっているため、使えるようにするためには、樹木の伐採が必要な土地でした。


こちらが1つ目の土地。

茶畑の奥に鬱蒼としているのが物件です。

地すべり危険箇所にも指定されていました…。


こちらが2つ目の物件。

雑木林でどこからどこまでが物件なのか…。


だから2円、各1円でした。

ご納得できました?


どんなに難あり物件でも何とか売却してきている私ですが、今回の物件に限っては初めて現地を見た時、かなり手強い物件だな、売れるかな、と思っていました。


…が、意外にもあっさりと売却することに成功!

この難あり物件を売却した方法、気になりますよね?

その方法は、後日、こちらに掲載させていただきます。


土地2つで2円、固定資産税の清算金が89円でした。

田舎では完全に土地神話が崩壊しています。

5円チョコより不動産が安いなんて…ショックです。


これからは、不動産は買うものではなく、借りるものという時代が来るかもしれません。


ちなみに2円で2つの土地をご購入された買主様は、グランピングを将来やりたい、と。

グランピングとは、グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語でリッチなキャンプといったところでしょうか。


それにしても、不動産というのは不思議なもので、お客様ごとに使用方法が異なります。

だから、何だかんだで売れない不動産はないのでしょうね。

グランピング、また1つ知識の引き出しが増えました。(^^)