困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

片道200km、専門家の方を連れてお客様のご自宅を伺った理由

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です、


今回は、片道200km、専門家の方を連れてお客様のご自宅に伺った理由について。


その理由は、お客様がご高齢で意思確認ができるか確認のため。

お客様は、もともと私が担当している静岡県掛川市にある土地の隣地を所有されていました。

そのお客様の所有されている土地は、未線引き区域の農地で、土地のかたちも不整形で建物の建築ができないほど…。

それでも、毎年しっかりと固定資産税がかかっています。

そのため、単独で売却しようにもできず、固定資産税の呪縛から逃れるため、今回、私が担当している物件の売主様にご購入いただくことになりました。

前述の通り、その土地は農地のため、売買には農地法の許可が必要となります。

また、売主様は大正生まれのご高齢者でした。

そのため、お隣さんとの契約時にあわせて売主様に意思表示ができるか、測量をお願いしている土地家屋調査士の先生、登記手続きをお願いする司法書士の先生、農地法の許可申請を行う行政書士の先生にもご一緒いただきました。

売主様のお子様からお聞きしていた内容とは異なり、売主様は意思表示もしっかりとできており、安心しました。


そして、契約手続きも滞りなく終了。(^^)


これから大急ぎで農地法の許可申請です。汗


それにしても、片道200kmちょっとの静岡県掛川市はさすがに遠かったです…。苦笑