ご注意ください、下水道に接続するとかかるお金があります!
みなさん、こんにちは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、下水道について。
市街地において生活排水は本下水、つまりは下水道管に接続し、放流することが多い。
ですが、郊外ではまだまだ下水道の整備がされていないため、浄化槽という機械で汚水を浄化し、放流するという方法がとられているところがたくさんあります。
この浄化槽は、毎年有料の定期点検や清掃が義務付けられています。
浄化槽は、そこそこの大きさのため、設置時も撤去時にも費用がかかってしまいます。
そして、世間的には本下水と浄化槽どちらに住みたいかというと本下水と言われており、下水の整備がされているところの方が下水が整備がされていないところと比較し、人気があります。
これについては、その通りかなと思います。
では、浄化槽の地域に下水が整備された場合どうなるか…。
下水道に排水を接続するためには、受益者負担金という名目の費用が発生してしまいます。
これは、数十万円単位のものですが、市町村によって一括払いのところも分割払いのところもあります。
なお、分割払いのところで分割納付中に売買するときには、残りの納付方法を売主様、買主様間にて協議しておく必要があります。
また、浄化槽エリアで下水道が整備された地域において、建物の建替えをするときには、新築する建物は下水道に接続するよう行政指導を受けます。
そして、このときに受益者負担金が発生するのです。
受益者負担金については、前もってかかる費用とわかっていればいいのですが、受益者負担金がかかるとも知らずにその不動産を購入してしまうと思いもよらない出費となってしまいます。
だから、不動産を購入するとき、とくに郊外の不動産会社購入時には注意しましょう、受益者負担金が発生するかどうかを。(^^)
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