困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

お客様がほかの不動産会社から言われ絶句したひと言

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、「お客様が他の不動産会社から言われた驚愕のひと言」について。

今日は、いや、「今日も」いつも通り、朝からやること盛りだくさんの私。


 それでも何とか仕事を進ませようと朝7時に出社。

 10時から当社所有の鶴見区の高台の土地売却のため、事前に現地確認。

う~ん、きれいになりました!


 10時からの契約も地元不動産会社の方のご協力もあり、無事にご契約終了。

それにしても、初めてお会いした買主様もご家族そろってとっても感じの良い方で安心しました~。

不動産って、「誰に売却するか」も重要なことですよね。!(^^)!


 その後、会社に戻り、午後2時からは戸建の持分だけの売買。

 ちょっと特殊なケースなのですが、A様(奥様)ご家族がお住まいのご自宅の戸建について、A様を起点とし、A様の新しい旦那さんがA様の前の旦那さんの持分を住宅ローンを組んで購入するというもの。

 言葉で書くとあんまり難しく思えませんが、意外と難易度高いんです。

 それでも、融資の事前審査もおり、ご契約を締結。

 状況が状況なだけに、先に前の旦那さんにご来店いただき、契約書にご署名。

その後、夕方に新しい旦那さんにご来店いただき、契約書にご署名、契約完了。

 さすがに向き合って契約ということはできませんからね。

そのあたりは、全て私が段取り。


 なぜ、このように持分を売買するのか。

 それは、万が一、前の旦那さんが返済がきつく滞納をしていると…A様の自宅が差し押さえられ、競売にだされてしまう…。涙

 だからそういったことが起こらないように早い段階で、前の旦那さんの持分を整理しておくのです。


 ちなみに新しい旦那さんからお聞きした話では、今回の持分売買の件を他の不動産会社にも複数ご相談されたそうですが、軒並み断られてしまったそうです…。

※お客様はお子様の学区の関係で持分を購入し、今のまま住み続けたいというご意向でした

 ところが、断ってきた不動産会社の中には、「夜逃げをするしかない」と言われたそうです。


 意味がわかりません。

 なぜ、A様ご家族は返済も滞っていない段階で夜逃げをしなければならないのか…私にはその言葉を発した他の不動産会社の方の意図がさっぱりわかりません。

 お客様もこれには絶句されたそうで、言葉もでませんでした、とのこと。


 ま、それはそれとして、最終的にお客様もインターネットを通じて当社のことを知ってください、本日こうして無事に自宅に住み続けたままで持分だけを購入するというご契約までたどり着けました。


 あとは、お引渡しまで一直線です。

 気を抜くことなく、最後までしっかりとフォローさせていただきます!

そして、明日は朝から埼玉県朝霞市に。

当社が以前購入した市街化調整区域の崖地の売却の契約。

何とか買主様をお探しすることができました。


 いつも当社は難しい物件ばかり!?苦笑