今日の難あり物件と当社にとって当たり前じゃないこと
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、今日の難あり物件。
今日は、朝から電車に乗って埼玉県朝霞市へ。
久しぶりに東横線の通勤ラッシュを体感、私には無理です、この満員電車…。
車で来れば良かった、と反省。苦笑
ちなみに今日、売却した当社所有の難あり物件は、埼玉県比企郡鳩山町にある土地でした。
その土地は、すごい。
まず、市街化調整区域の山林で建物の建築が出来ない。
加えて、物件に入るための道路がない上に崖地でがけ崩れを起している…。
さらに隣地が勝手に占有しているうえに、産業廃棄物が投棄されている…。
ここまでくるとさすがに難あり物件!
前の所有者の方は、ご高齢で病気がちな方でした。
その方は、子どもにこの難あり物件を相続させないためにも自分の存命中に何とか処分したい、と。
そして、そのお客様より「どうしても困っている。本当に助けて欲しい」と懇願されました。
そこまで言われると何とかしてあげたいと思い、最終的にお客様のために当社が買い取って差し上げました。
その後、買主様をお探しすべく動きだしたところ、なんと、かなり難易度が高い物件でしたが、当社の方で買主様をお探しすることができました。(^^)
いろいろ打ち合わせをし、今日の午前中に買主様の事務所で契約の締結。
これで、鳩山町の市街化調整区域の難あり物件の処分完了。(^^)
当社には日々こういった難あり物件の売却のご相談がたくさんあります。
お客様の中には本当に困っているという方もいて、当社はそういった本当に困っているお客様に寄り添って、何とかしていきたいと考えています。
ただ、残念なことにお客様の中には「オタクだったら売れるんでしょ。1円でいいから何とかして!」という方もいらっしゃいます。
お客様からすると当たり前かと勘違いされますが、売れない物件やほかの不動産会社で扱ってもらえない物件をたくさん扱っている当社は当たり前ではないんです。
当社は特殊なんです。
そこはご理解いただきたいところです。
そのため、上から目線でものを言われてしまうとなかなか協力しづらいのが現状です。
ここのところ、テレビ放送の関係か、ご購入とご売却のご相談が増加しているため、当社と二人三脚で動いていただけるお客様をメインにご対応させていただくことにしました。
心苦しいのですが、その理由は当社のマンパワーでできる上限を超えないようにするためです。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。(^^)
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