困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

農地を手放したいと思ったときにまずすべきこと

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、農地売却時にまずやるべきことについて。


今日は、福島県会津若松市からのスタート。

いろいろあり、過酷な昨晩を乗り越え、いつもと同じく、市役所開庁と同時に調査スタート。


今回の調査物件は、住宅地内の倉庫、更地×2、山、農地の全部で5件。

さすがに5件の物件調査は、私も必死になります。


それでも何とか順調にと言えるくらい今日の分の調査完了。


今日の調査の中で一番印象的だったのは、農業委員会の方との打ち合わせ。

調査物件の農地を調べたところ、市街化調整区域の農振農用地ということが判明。

さらに追い討ちをかけるように農地の種類は、1種でも2種でもなく、甲種農地というもので農地以外の用途に変更することがほぼ不可能の農地でした…。

その農地は、売主様が賃貸中のため、今すぐ売却することはありませんが、売主様としては将来的に手放したいというご意向。


そのことを農業委員会の方にお話しすると「その旨、登録してください」と。

つまり、農地を売却したい方が農業委員会に登録するとその農地を売却または賃貸できるように農業委員会の方で取り計らってくれるそうです。

これは使わない手はありませんね。


相続した管理ができない農地を手放したい、売却したいお客様、まずは物件所在地を管轄する農業委員会に登録してください!


そんなことを考えながら、一人、会津若松の居酒屋で地酒を堪能。


ヤマメの山椒漬に。


焼き鳥盛り合わせに。


馬刺しでしょ!


明日に向けて英気を養います。(^^)