大きなクリスマスプレゼントと小さな失敗
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、大きなクリスマスプレゼントについて。
今日の朝は群馬県吾妻郡嬬恋村にある万座温泉からのスタート。
というのも、今年最後の契約が今日の嬬恋村にある別荘だったからです。
今回の売却物件、写真写りは良いものの、室内には大量の残置物があり、害獣が棲みついた形跡がある物件でした。
地元不動産会社では売却が出来ず、当社にて売却することに。
当初は100万円で売却活動を行っていましたが、お問い合わせが芳しくなかったため、50万円に価格変更。
すると…隣町にお住まいの方から「買いたい」と。(^^)
本当は今日の未明に横浜の自宅を出発し、嬬恋村に向かっても良かったのですが、遅刻出来ないことや未明だと眠気との戦いになってしまうことを考慮し、昨夜比較的近く?の万座温泉のホテルに宿泊しました。
契約時期については、年明けでも良かったのですが、売主様、買主様のことを考えると年内に契約を終え、スッキリした気持ちで年始を迎えてほしいと思い、今日の契約となりました。
無事に契約手続き、代金授受も終えることができ、買主様にとってはまさに大きなクリスマスプレゼントとなりました。(^^)
ただ、一つだけ誤算がありました。
それは収支についてでした。
売買代金50万円の売買の場合、当社がお客様から受領する仲介手数料は売主様、買主様とも各27,500円(税込)でトータル55,000円。
当社はそのうちの27,500円をお客様内見時の現地対応をしていただけた管理会社さんに当初のお約束通り、お支払いしました。
これは良いのですが、想定外だったことはこの時期の嬬恋村はかなり冷え込み道路が凍結しているというでした。
私の愛車は、夏用タイヤの四駆車パジェロミニ。
いろいろヒアリングするとどうやらスタッドレスタイヤかタイヤチェーンでなければ、危ないとのこと。
スタッドレスタイヤで15万円、タイヤチェーンはホイールの関係で難しいらしい。
27,500円の仲介手数料のため、スタッドレスタイヤも難しく、最終的にスタッドレスタイヤを装着しているレンタカーを借りたのですが、そのレンタカー代20,900円…。
他に司法書士の菓子折り代を考慮すると…事業収支は赤字でした…。
まさかレンタカーを借りることになるとは。
昨夜ホテルに着いた時は真っ暗で何も見えませんでしたが、今朝周りを見渡すと一面が雪景色。
これは夏タイヤでは来れない…。
まさに命懸けの嬬恋村出張となりました。
赤字となった今回の案件、経営者としては失格かもしれませんが、いち不動産コンサルタントとしては、お客様の不動産トラブルを解決できたことが何よりの成果となりました。(^^)
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