不動産の売却活動前にやっておいて欲しいこと
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、不動産の売却前にやっておいて欲しいこと。
答えは、ズバリ「登記」!
登記と言ってもいろいろあるのですが、意外と次の登記が変更されずに放置されてしまっている傾向があります。
・住所変更登記
引越して住民票を移動しても不動産の登記簿に記載された住所は自動的に変更はされません。
・抵当権抹消登記
昔お金を借りる時に不動産を担保にいれていて何年も前にその借入れを完済しても自動的に抵当権は抹消されません。完済されても抹消されずについたままの抵当権などを休眠担保といいます。後で抹消するのは、非常に面倒くさいい上にお金もかかる。
・相続登記
相続がされ、遺産分割が終わっても相続登記をしなければ、登記名義人は被相続人のまま。相続登記が出来なければ、買いたい人がいても売れません。
・地目変更登記
以前農地だったところに家を建て、宅地化しても登記は自動的には変わりません。市街化区域ならまだしも、市街化調整区域や未線引き区域、都市計画区域外の時にはすぐに宅地への地目変更登記をしておきましょう。特に市街化調整区域では後々大変なことになってしまう場合もあります。
これらは後々手続きをしようとしても非常に手間がかかるため、不動産の売却活動をする前に手続きをしておきましょう。
いずれ必ず手続きが必要になることなら先延ばしするのではなく「今からやっておく」、これが大切。
不動産の売却、まずは売主としての準備から一つずつ行っていきましょう。(^^)
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