困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

賃借人さんへのご挨拶とお取引先との食事会

 みなさん、おはようございます。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、賃借人さんへのご挨拶について。

先月の下旬に横浜市鶴見区にある一棟アパートを当社で購入しました。

※賃借人さん方が入居している状態(オーナーチェンジ)のまま購入



 そのアパートには3組の賃借人さんたちが居住。

そして、当社への所有権移転登記も完了したので昨日は菓子折り持参で賃借人さんたちを訪問。

…って、3組に事前に連絡していたものの、連絡とれたのは1組のみ。

こんなご時世、知らない電話番号からの電話は出られないですよね、わかります…。


 それでも昨日は、2組の賃借人さんたちとお会いできました。

「借りている最中に何かあったらどこに連絡すればよいのか」、「新しい大家さんはどんな会社か」と賃借人さん方は思い不安だと思うし、私としては「賃借人さんはどんな方か」と思っていても、お会いしてご挨拶すればとてもよくわかる。

それに「前の大家さんには良くしていただけていました」と言われるとその売主様より今回のアパートをお譲りいただけて良かったと思ってしまうのは、当然ですよね。

やはりお会いしてご挨拶するのって大切だな、と改めて実感。

お会いできた2組の賃借人さん方はとっても感じ良い方々で安心しました。(^^)


 そこから会社に戻り、昨夜はお取引先の某老舗不動産会社の社長と営業担当の方を接待。

あ、でも、個人的には接待という言葉があまり好きではないのでお食事会としています。

買わせていただいた土地が無事に売却でき、利益がでたため、そのお礼に、と。

 美味しい日本酒を飲みながら、お刺身、ステーキ、アワビ、お蕎麦などなど。

とっても美味しかったし、とっても楽しかった。(^^)

 先方さん方は素晴らしいお考えの方々で社長と営業の方のコンビネーションも抜群、最高。

そんな方々とお知り合いになり、お取引きできたご縁にはただただ感謝!

そのご縁を今後も大切にしていきたいと思います。(^^)


不動産の買取再販は、「何を買うか」よりも「誰から買うか」ということが非常に大切だなぁ、と改めて実感。(^^)

これは注意!不動産の登記情報から読み取りたいこと

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、不動産の登記情報から読み取りたいことについて。


 不動産の登記情報は、最寄りの法務局というところに行けば取得できます。

ちなみに法務局では日本全国の登記情報の取得が可能。

その登記情報には広さなどが記載されている表題部と登記名義人が記載されている権利部がある。


 それはさておき、権利部を見てちょっと注意をしておきたいことがあるので、それをお知らせします。

それが今の登記名義人がどういった理由でその不動産を取得したかというもの。

 ズバリ注意するのは原因が「相続」となっているもの。

ではなぜ、相続となっていると注意が必要なのか?

それは、不動産の現地で亡くなっている可能性があるから。

すぐに発見されていればよいのですが、ごく稀に孤独死があり、発見が遅れていたなんてこともある。

特に登記原因が相続で、「推定○○年○○月○○日相続」は要注意。

「推定」がついていると亡くなった正確な日がわからないということになる。



 不動産は高額なお買い物となるため、事前に孤独死があったかどうかは把握しておきたいですよね。

もちろん、昔の人は自宅で亡くなっていた時期もあったため、それ自宅が悪いわけではありません。

売主様の中には孤独死を知っていても隠して売ろうとする方もいるため、そこは買主側が防衛線を張っておくしかないんでしょうね。

土砂災害特別警戒区域の厳しい現実

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、土砂災害特別警戒区域の厳しい現実について。


 今日から横浜市某所にある土地売却のために動きだしました。

その土地の裏には崖地があるため、その影響を受け、土地の一部(20分の1くらい)が土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に指定されてしまっている…。

 それはそうとして、その土地売却に向けまずは不動産会社に買取り金額ヒアリングのため、ご紹介を開始。

すると…すぐにこちらの内容のメールが…。


「資料拝見したところ、一部土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)かかっていたかと思いますが、これが入っていると基本的には仕入不可になっておりまして、立地がよくても取り組みが難しくなっております。


せっかくご紹介いただいたにも関わらず大変申し訳ありません。

宜しくお願いいたします。」


 つまり、土地の一部にレッドゾーンがあるとそれだけで買えない不動産会社がたくさんある。

レッドゾーンに指定されるということは、それだけ売りづらくなってしまうということなんですね。(T . T)

※当社では土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)内でも買取ることが出来る場合があります。

 ちなみに今日は、朝から来月お引渡しのお引渡し前打ち合わせのための資料作成。


 午後はまず会社近くの美容室で髪の毛を整え、夕方は大田区役所で当社所有不動産を大田区(実際は公社)に売却するための売買契約の締結。



 そして、これから(19時)からは先日当社所有不動産の売却の仲介をして下さった仲介会社の担当の方との食事会。

いろいろ情報交換してきたいと思います。(^^)